ごあいさつ

馬城会京浜支部長就任のご挨拶 門 馬  博 (昭和43年3月普通科卒業)                                        令和7年9月  この度、京浜支部の理事会、事務局の指名、推薦を受け支 […]

馬城会京浜支部長就任のご挨拶

門 馬  博 (昭和43年3月普通科卒業)
                                        令和7年9月

 この度、京浜支部の理事会、事務局の指名、推薦を受け支部長に就任いたしました。
 県立相馬高等学校は、明治維新後福島県立第4旧制中学校の歴史をもち過去においても高い進学率を誇り日本の各界に幾多の人材を送り出した名門校であることは周知のとおりです。
 明治生まれの父によると、「クラスでは級長、町内で浪人しないで入学したのは私ぐらいだ。」と旧制相馬中学の誇りにしておりました。私は、昭和43年3月高校卒業後直ちに、人生の目標である弁護士を目指し東京へと向かいました。上京に際し両親から、門馬家は相馬(中村)藩四天王(門馬家、青田、木幡、須江)武士の家柄ですからその名に恥知ることはないようにと訓戒を受けました。明治大学等において幾多の先生に受験指導を受け、12回も受験し何とか司法試験に通り昭和60年4月東京駅前で勤務弁護士となりました。ある日馬城会会員の方から、ご面会の連絡がありお会いしてみると、全く面識のない初老の紳士でした。「私は、長年、教職の地位にありましたが、貴方は、10数年も苦労して弁護士になったようでよく頑張りましたね、これからも応援します。」と励ましの言葉をいただきさらに、法律相談、顧問を引き受けることにもなりました。その後、新事務所開設独立のお誘いを受けることになりました。弁護士になってまだ6か月、何度も辞退したのですが、私が保証しますと強引に勧められ、ついに昭和60年11月東京都中央区銀座4丁目に新銀座法律事務所を設立することになりました。事務所設立の費用は 顧問であるからとOBの紳士が拠出していただきました。相馬の母親から、「とても信じられない話ですが、相馬中学出身、これからは合格を知らずに亡くなった父親だと思ってその方についていきなさい。」とのことでした。司法試験合格まで茨の道の連続でしたが、事務所開設以来、特に困ったことはなぜか遭遇しておりません。これまさに、相馬中学、相馬高校のお導きでございましょうか。振り返れば、故郷相馬高校、馬城会なくして現在の私はあり得ないと想う次第です。その御恩万分の一でもお返ししたいと考え馬城会京浜支部長を拝命いたしました。馬城会、ひいては相馬高校充実発展のため事務局一同とともに全力を尽くす所存です。ご指導、ご鞭撻を賜り何なりと申し付けくださいますようお願い申し上げます。

以上

(連絡先)104-0063東京都中央区銀座4丁目13番5号

新銀座法律事務所
電話03-3248-5791 FAX 03-3248-5794 
E-mail: h-monma@shinginza.com


馬城会会長 奥村晃三

ホームページの開設おめでとうございます。

かねてより京浜支部の懸案事項として検討してきたホームページが、関係者の努力によりオープンしたことは画期的なことで心よりお慶び申し上げます。

同窓会活動を促進するうえでの課題の一つは、連絡網をどのようにして作り上げるかと会員の声をタイムリーに蒐集できるかだと思います。

母校の活動状況をはじめ、馬城会の仲間との交流に関する諸連絡など、このページを大いに活用され同窓会の絆が一層強まることを心より念じております。

平成27年12月3日